中国は古銭を知るうえでもっとも重要なポイントです!

歴史から学び取る!中国の古銭

円の起源は中国にあり!古銭から学ぶ中国の歴史

日本で現在使われているお金は1円、5円、10円、50円、100円、500円の6種類の硬貨と1000円、2000円、5000円、10000円の紙幣ですが、飛鳥時代に初めて和同開珎が作られてからお金は何回も変遷を繰り返しながら現在に至っています。

飛鳥時代より以前のお金がない時代は、はじめ欲しいものを交換する物々交換が行われていました。しかしお互いに欲しいものが必ずあるとは限らない不便さから、米や塩、布など誰もが必要とするものと交換するという物品貨幣というシステムで欲しいものを入手していたのです。そのころ中国ではすでにお金が使われていました。

中国でももともとは物々交換が行われていましたが、紀元前16世紀から8世紀の殷、周の時代にはすでに貝を貨幣のように使用していました。その貝は「たから貝」といわれ、布や穀物、金銀などの宝飾と同じ物品貨幣の一つでしたが、たから貝の光沢性や形の美しさや、遠い南の方からもたらされた希少性のあるものとして王侯貴族の間で重宝されていました。

そして「たから貝」が物品貨幣の代表のようになったのです。「たから貝」は10個単位で紐につなげられたものを「朋」という単位で示され使用されていました。しかし「たから貝」の入手は困難なので、容易に入手ができる淡水貝の貝殻や獣骨、銅などの材料を使って貝の形を形どった「倣製貝」もよく使われていたようです。

そして紀元前00年くらいからはその「倣製貝」の流れから銅貨が作られ、「たから貝」は物品貨幣よりも装飾品という位置に戻っていきました。紀元前221年に秦が統一してから、貨幣を「半両銭」で統一し国家が発行することで貨幣の価値も統一されるようになりました。秦に変わって漢が中国を統一したあとも「半両銭」は引き継がれ税制も整備され、銭で税を払うために国民は銭を稼ぐ必要性が出てきました。

それで貨幣制度が確立し「開元通宝」などの貨幣が生まれました。日本では飛鳥時代に遣唐使が中国に行き「開元通宝」などの貨幣を持ち帰り、初めて日本でも貨幣を作ったのです。

それが「和同開珎」でお金の始まりでした。このように中国が日本のお金の起源です。「和同開珎」から現在まで何種類ものお金が作られてきましたが、現在使われてはいない昔の古銭を集めている人や自宅に引き継がれていることがありますが古銭は入手をしにくいために高い価値がつくものもあり、古銭買取業者を通じて売買することができます。ただし、コレクターの間で流通するのは記念コインがほとんど、歴史的展示物になるような古銭ですと、買い手があまりいないので、古銭買取業者でも買取してくれるところは限られますのでご注意ください。